米国株 VTI ETF 長期保有・継続入金
保有している人も多いと思われます。
自分自身のおさらいを兼ねて、VTIとはなんぞや、を見ていきます。
- 1.Vangurd Total Stock Market ETF
- 2.銘柄内訳 上位50社(VTIランキング!!)
- 3.セクター比率
- 4.右肩上がりと言えど、下がる時はさがる
- 5.配当について
- 6.投資方針、VTI継続の再確認
1.Vangurd Total Stock Market ETF
Ticker:VTI
基準通貨:USD
主取引所:NYSE Arca
地域:米国
費用:経費率 0.03%
株価(2019年12月31日):USD163.7
配当利回り:1.79%
配当月:3,6,9,12月
株式銘柄数:3592社 (2019年11月30日のデータ、以下同じ日のデータ)
ファンド資産額:USD874.5 bil.
ものすごい資産額です。日本円で・・・おいくらですか??94兆円??
あってますか??っていう位、桁が大きすぎです。
2.銘柄内訳 上位50社(VTIランキング!!)
上位10銘柄で、純資産の19.6%を占めています。
少し深堀して上位50銘柄まで、2019年の配当利回り込みで一覧にしてみました。
上位50銘柄で、純資産の約43%位を占めていることが分かります。
上位50銘柄、知らない企業は、ない!!
とまでは言えませんが、ほとんど名の知れた企業ばかりです。
この50社の配当利回りの平均値は、2.45%でした。
さらに深堀して、上位100銘柄まで行ってみましょう!!
ちなみに上位100銘柄で、純資産の約55%位を占めています。
まだまだ名だたる企業ばかりです。
100社の配当利回りの平均値は、2.37%でした。
それにしてもアルトリア(MO)の配当は突出してますね。
上位100銘柄中の高配当銘柄は、下記です。(参考までに・・・)
・配当が6%~:1銘柄(MO)
・配当が5%~6%:3銘柄(T , ABBV , PM)
・配当が4%~5%:7銘柄(XOM , VZ , AVGO , IBM , USB-PO , D , DUK)
3.セクター比率
金融:19.7%
消費サービス:13.4%・・・・
石油・ガス、公益、素材、電気通信の割合が少な目となっています。
4.右肩上がりと言えど、下がる時はさがる
基本的には右肩上がりのチャートとなっています。
2008年のリーマンショック、約1年前の2018年には、大きな下落をしています。
一括投資でも良いかもしれませんが、時間分散投資で着実に上昇を狙う銘柄だと言えます。
開始当初、リーマンショック後にVTIに投資をしておけば、今現在、株価は3倍を超えています。
その当時は投資の「と」の字も頭になかったので、仕方ありませんね。
5.配当について
青の棒グラフは、年間配当金。オレンジは対前年比の配当金増配率となっています。
近年安定して配当金が上昇しているのがよく分かります。年間で、約$3に届きそうです。そうなると単純に株数x配当なので、税引き前で現状の株数から
365株x$3 = $1,095 x JPY108 = 118,260円
となります。少しいいように判断していますが、心の栄養の為には最高です。
2019年の配当金を設立当初、つまり2001年と比較すると、なんと588%にもなっています。もの凄い上げ幅ですね。
2019年までの増配率を平均すると、10.8%となっています。
ここで増配率を固定してシミュレーションしてみます。
増配率は、10%、5%、3%、1%とした時の1株当たりの年間配当金を想定します。
10年後の2030年では、
- 10%:$8.288、5%:$4.969、3%:$4.021、1%:$3.241
20年後の2040年では、
- 10%:$21.49、5%:$8.093、3%:$5.404、1%:$3.580
という配当金になります。もちろんすべて順調にいくとは思えませんが、過去の実績平均増配率からだと、今後も安定して増加していくことが期待できます。今後の成長率が4、5%と言われているので、今現状保有している分を継続ホールドするだけでも、20年後には、年間配当金が約2.78倍くらいになりそうです。
※増配を取り上げていますが、減配する可能性もあります。
6.投資方針、VTI継続の再確認
株価・配当金とも上昇傾向です。そのため、入金に対し、株数が伸びていかないことも想定されます。
また、配当生活を送るのには相当額保有していないと難しい銘柄だと言えます。
VTIのみの億り人想定で、年間
1億円 x 1.79% = 1,790,000円
の配当。月々換算で 149,166円(税引前) となります。
しかしながら、長期保有での安定性、成長性から継続価値有りだと判断します。そのため、長期保有・継続入金とします。
継続こそ力なり!!
と言い聞かせて、まずは基礎固めをします。
もしくは、右肩上がりを100%信じて、ドーンと入金するのもありなのかもしれません。ドーンといって、バーンと下がるかもしれませんがね・・・。
※投資判断、損益は自己責任でお願いします。
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