子供の夢 親の苦悩 子供の勉強にどこまで干渉するべき?
今まさに悩んでいます。
悩み事は、子供の教育、主に勉強について、親がどこまで干渉、面倒を見るべきか、です。子供の将来について、綴ってみます。
- 海外にいることによるメリット
- 海外にいることによるデメリット
- 教育の軸をどこにおく?
- 子供の将来の夢とその道程
- 塾に行くメリット
- 塾に行くデメリット
- 自宅学習における解説の必要性
- 実感の重要性
- 学校はひとつだけではない
- まとめ
海外にいることによるメリット
まずは教育上、海外にいることのメリットですが、言わずもがな、
- 異国文化に触れられる
- 様々な人種と交流が持てる
- 日本語以外の言語を習得しやすい環境
海外にでることによって、日本では経験できないようなことが確実にやってきます。 相手と話が言語的に通じないけどなんとか伝える、その逆も然りです。
また、言語については、学校などの選択にもよるのでしょうが、ネイティブスピーカーと日中にコミュニケーションを取らなければならない為、日本国内にある一般的な小学校より遥かに上達します。
私は主にこの点は、子供将来を考えると重要視しています。
海外にいることによるデメリット
もちろん海外にいることによるデメリットもあります。
- 日本語能力の低下
- 日本の教育方法、進学スタイルにマッチしにくい
教育の軸をどこにおく?
自分自信が日本の教育、日本の受験システムで育ってきたこともあり、どうしても日本基準で物事を考えてしまいます。
ですので、普段子供が勉強する教科は、もちろん日本と同じで、国語・算数・理科・社会です。
その中でも特に国語は、かなり難しいです。まずは漢字。これは常日頃からやらないと覚えられないようです。 とめ、はらい、など細かいことになるとかなりの難度となります。また送り仮名もイマイチぴんとこないようです。文章問題も、やはり・・・状態です。
また社会については、学ぶ事も可能ですが、実体験が伴わない。選挙の仕組みやら国会の仕組みなどなど。これらは、意識して覚えないと身に付きません。 日本にいれば、テレビやら街頭演説など選挙というものがどういうものかを肌で感じられます。
そんな中で、本当に日本型教育に軸を置いていいのか、という疑問が頭の中にあり、それを拭う事が出来ません。
子供の将来の夢とその道程
将来の夢に向かって邁進すること自体素晴らしいことだと思います。しかし何をしたいか、何になりたいかを決めることが最も難しい。 小学校高学年ともなると周りと比べて自分ができるできないなど、分かってきます。恐らく子供本人が分かっているでしょう。 不得手でも継続していれば、いずれは、と思いたいです。
次に気になるところは、夢までの道のりです。特に目標としている職業などがあり、国家資格などが必要な場合、そもそも受験資格取得の為に、大学や実務経験が必要となります。ここを早目に決めて行動に移せれば問題は無いのでしょう。
塾に行くメリット
これも悩むところです。香港にも日本の塾があります。
そんな塾のメリットは、
- 勉強のノウハウがある
- 周りの競争相手と切磋琢磨できる
- 決められた時間内にやるので集中できる・・・はず
- 模試などで客観的な実力を測れる
- 周りがいるので、いい刺激を受ける
といったところでしょうか?特に周りとの切磋琢磨、いい刺激は大きな要素です。一人で黙々と勉学に勤しむのも素晴らしいことですが、小学生位のときからそれができるとは思えません。
塾に行くデメリット
その反面、塾に行くデメリットも当然あります。
- 受講費用
- 時間拘束が大きい
- 周りから悪影響を受ける
- レベルに合致するか
- 進度を大多数に合わせる
色々と悩みますが、我が家では、時間拘束と進度の観点から、塾には行かずに自宅で学習するスタイルとしました。
その結果、今回のような「どこまで干渉するか?」という悩みが生じました。
自宅学習における解説の必要性
我が家では、分からないもしくは解けなかった問題の解説を親がするというスタイルをとっています。小学校低学年まではさほど問題はありませんでしたが、高学年、特に中学受験をするとなると、問題の難易度が急激に上がります。私自身の学力の問題もあるのでしょうが、解説を読んで、それを伝える、子供が理解するまで。というスタイルです。が、果たしてこの親の解説自体不要で、本来なら子供本人が解説を読んで理解するまでやるべきものだと思います。ここでポイントになってくるのは、子供のやる気となってしまい、このやる気が一番の曲者です。
また、理解したつもり、で終わってしまい、後日改めて問題を解き直すと全く理解していない、なんてことは本当によくあります。これは、親としては非常に忍耐のいる作業です。すぐに出来ないのは当たり前、分かってはいてもなかなかその通りに行動できない。スポーツに例えれば、今日明日でドリブルはうまくならないなんて分かりきっていることです。しかし、それが勉強になると、一回教えたんだから分かる、と思ってしますのは何故なんでしょう?
そういった意味でも1回目は、親が解説してもいいと感じ、その後は子供に任せても大丈夫なのではないかと思います。その時々でスタイルを柔軟に変えられればベストなのかもしれませんね。言うは易く行うは難しですが。
実感の重要性
勉強について、海外にいて一番のデメリットは、日本という実感が湧かないことです。しかも子供が小さい時に海外に出て、ある程度まで大きくなった場合は特にそうだと思います。本人の口からは、「日本なんて知らない」です。ここにきて、今までの教育方針が間違っていたのではないかと。
それでも帰国日は確実にやってきます。しかもその日は突然やってくることが大半のようです。
では、海外にいて、どのように実感を持たせるか、です。
日本の小学校では、一時的な体験入学を行っている学校もあります。そういった学校で日本という世界を体感させるのも一つの手かと思います。
また、様々な中学校、高校では、文化祭などのイベントを通じて見学を受け入れています。また、夏休みなどの長い休み中でも、学校見学を申し込めば、意外とすんなりと受け入れてもらえたりします。ですので、機会が許す限り、そういう場を設けてあげることが重要です。インターネットやパンプレットでは感じられない、そこに通っている生徒に直接面するのが最も効果的です。学校の方の話では、文化祭などで学校に訪れて、入学したくなったという子供たちも必ずいるようです。子供にとって、何かやる気を生み出すきっかけとなってくれれば、親としてはニンマリですね。
学校はひとつだけではない
香港では、生徒が日本よりもはるかに頻繁に転校をしているように感じます。実際には転校もあり、転勤による引越しなどで多く感じているだけかもしれません。しかし、自分に合わない、仕方なくいる位なら転校という選択肢も全然ありなんだろうなと感じます。また、もっと向上したいという理由で転校するのもありです。
まとめ
纏まりのない文章となってしまいました。
何よりも子供がどうしたいか、どのようになりたいのかを第一優先事項にして取り組むのが最良の方策であることは間違いないでしょう。親と子なので、上手くいくこともあれば、いかないことも。むしろ上手くいかないことの方が多い、と初めから心掛けて精進する方が気持ち的に楽かもしれませんね。
ただ、子供がやる気になった時に間に合わない、という事がないようにだけ予め情報収集と行動は起こしておくべきことが親としての責務なんだろうなと思う今日この頃です。
長文になってしまいました。お付き合い頂いた方、ありがとうございます。
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