読了。「敗者のゲーム」
こんにちは、「敗者のゲーム」Winning the Loser's Gameを読み終えましたので、本書の気になった点を取り上げて紹介します。
まず日本語の題名が、英語のそれとは若干違いますね。英語はきちんとWinningが入っていますね。ぱっと見は、やっぱり日本語の方が気をひくのでOKですね。
全米でも累計100万部を超える超ロングセラーだそうです。有名ブロガーの方たちの投資本としても挙げられています。
どんな人向けの本??
まずは、どういった人向けかというと、章にもよると思いますが、全般的には初心者を卒業しそうな人~上級者だと思います。投資をスタートする人、スタートして間もない人にもある程度大丈夫だと思いますが、ただ読むだけの作業になりかねません。
個別株で市場に勝とうと意気込んでる人、インデックス投資をやってて退屈に感じている方たち向けです。プロアマ問わず、といった謳い文句もあります。
アマで退屈に感じている私向けですw
生涯を通じた投資プラン
投資家自身の最大の目標を達成するために、適切な運用基本方針を策定し、それを堅持することが重要だと主張しています。またその手順も書かれています。
- 長期運用目的の確認と、目的達成のために望ましい資産配分比率の策定
- 株式PFの構成の決定
- アクティブvsパッシブ比率の決定
- 個別ファンドの選択
- アクティブな運用
となっています。まず上記を1~3をしっかりと決めること。
あなたは決めてから投資を始めましたか?私は・・・もちろん、決めてませんでした。決めてから始めても良いと思いますが、まず始めて投資とはどういったものかを肌で感じ、その後に色々と模索するのもありかなと思います。はじめの一歩がなんだかんだいって一番勇気がいると思いますので。
そして、長期投資目的と投資方針、資産計画を明文化し、それに沿って行動すること。最低10年に一度、できれば毎年見直すこと。
この部分、きちんと計画を立て、それに沿って行動。そしてレビューして、再度計画に落とし込む、まさにPDCAサイクルと同じですね。それを投資においてもやるだけです。
年初ということもあり、多くの人が今年の目標をたてられているので、問題なしですね!!
秀逸な言葉
気に入った言葉がありましたので、紹介します。
- 成功するかどうかは、他人との比較で決まるものではない。自分自信との闘いだ
- 直観を信じて投資してはいけない
- 「投資は単純である。しかし、単純なことを実行するのが難しい」(ウォーレン・バフェット)
有頂天のとき→大やけどが待っている、落ち込んだとき→夜明け前が一番暗い。戒めと共に励ましもあり、人生の教訓としても使えそうですねw
他人との比較は、はっ、と気付かされることです。往々にして、比べてしまいますね。しかし、何事も己との闘いこそが最も困難で、最も得られるものも大きい。その点をしっかり胸に刻んでおきます。
読書後の行動について
まずは目標を定めることをしたいと思います。やってなかったのか?という声が聞こえてきそうですが、明文化まではしていなく、心のなかで呪文として唱えている程度でした。この本の通り、きちんと明文化しようと思います。全ては私自身の最大の目標を達成するためです。
漠然としたプランしか持ちえなかったのですが、本書を読んでもっと詳細まで、何のために投資するのか、投資することによって何がしたいのか、自分自身は何を求めているのか。これらをきちんと考え、明文化し、堅持しよう、そう思える一冊でした。
おすすめ度
1←低いー高い→10の10段階評価で、
7
です。
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