K's street 投資と香港と子育て

香港駐在から日本に帰任した4児のダディ。無理せずにやっていきます。

香港の保険っていいって言うけど。日本非居住者、余剰資産がある方には最適、かもしれない

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今日は、香港の保険、実際に私が入ったものを紹介します。

私の場合、お金を寝かしておくよりかは断然いいかなぁ程度で加入しました。

※決して保険を進めているのではありません。きちんとご自分で判断して加入は決めてください。

 

 

1. 日本の保険商流の構造

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日本の場合は、まず保険会社から金融庁金融商品販売の為に、申請をするそうです。その後、金融庁のお墨付きを得てから、我々一般人の所に、金融商品がお披露目となります。この時点で、コストがかかっているのは、分かりますね。

そして一般の方が保険に入る方法は、主には生保レディーなる営業マンであったり、ショッピングモールの一角に座している保険代理店だったりします。もちろん、この方々もサラリーマンなので、どこからお給料を得ているかと言えば、当然、我々が払い込む保険料となります。

概して、日本の保険は高コスト体制と言えるでしょう。

2. 香港の保険商流の構造

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一方、香港はというと、イギリス領だったこともあり、イギリス方式を踏襲しているそうです。それが上図。

保険会社が作成した金融商品をブローカーが我々一般人に販売している形になります。そのため、1工程不要ですので、その分コスト安となります。

なんだかブローカーと英語読みすると怪しいですね。しかし、単純に仲介業者です。

3. 香港の方が払戻金がいいのはなぜ?

上記の構造的なものもありますが、大きく違うのは、保険会社がどうやって保険料つまり資金を運用しているかになります。 

日本の保険会社は、主に日本国債など、香港の保険会社は株式などに投資をし、運用を図っているそうです。

どちらがいいという訳ではありませんが、一般的に株式の方が運用実績が良くなります。リスクも高くなりますが、それでも今までに払戻金が著しく目減りしたことはほとんどないそうです。

4. 私の保険

HSBC Lifeにて加入しました。加入した保険はこれ。

俗にいう終身保険です。

始めの3年ですべての払込を完了させます。USD20,033を毎年、それを3年という形をとっています。

ここで、保証金額(Guaranteed)とNon-Guaranteedの2つの項目があるのが分かると思います。保証金額は、最低限受け取ることができる金額です。Non-Guaranteedの方は、保証されないが、過去の実績等から導き出された金額が入っています。このNon-Guaranteedの方で、積極的な運用をしていると言えるでしょう。

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払込に対して、払戻金が多くなるのは、8年目以降です。今はまだ2年目で、今年に3回目の払込があります。 ですので、残り6年位でこの商品に対してはプラスに働いてくる、という設定です。(黄色の部分)

では、逆に保証金額だけで見ると、・・・27年間待たないとダメです。(ピンク)

 

グラフ化すると下図になります。20年後では、払込に対し、払戻金が218.7%となります。 これを多いととるか、少ないととるか。倍以上になって戻ってくるとすれば、タンス預金をするより、遥かに良いでしょう。

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これに死亡保証もついています。こちらは死んで損することはない的な感じです。

あまり大きなメリットはないと言えるでしょう。

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もちろん、生きて解約払戻金を受け取りたいです。

5. HSBCで加入した時の様子

実際に申し込んだ時の流れです。

 申し込むプランに同意し、申し込む

⇒各種書類を保険担当の人がプリントして持ってくる

⇒サインする箇所にきちんと目を通して、サイン

⇒ここで、また他の人が登場。

録音する旨を伝えられる。??証拠として??

⇒録音スタート

⇒その人物が、保険の概要、リスクなどを説明

⇒それらを理解したか、また保険内容などに同意するかを答える

といった感じでその場は、終了し、後日保険のポリシーが郵送されます。

 

録音には驚きました。すべて英語で行われましたが、この人物の英語がちょっと聞き取りにくかったです・・・w

6. 香港の保険を日本居住者で買えるか

結論から言うと、ブローカーさんが販売しないそうです。すなわち買えない。

5,6年前、昔は買うことができたそうですが、今は無理なようです。

また、ブローカーさんが香港の保険を日本に行って販売することもできません。これは、保険業法によって取り決められています。

これらは、保険業法第186条にて明記されています。念のため、載せておきます。

(日本に支店等を設けない外国保険業者等)
第百八十六条 日本に支店等を設けない外国保険業者は、日本に住所若しくは居所を有する人若しくは日本に所在する財産又は日本国籍を有する船舶若しくは航空機に係る保険契約(政令で定める保険契約を除く。次項において同じ。)を締結してはならない。ただし、同項の許可に係る保険契約については、この限りでない。
2 日本に支店等を設けない外国保険業者に対して日本に住所若しくは居所を有する人若しくは日本に所在する財産又は日本国籍を有する船舶若しくは航空機に係る保険契約の申込みをしようとする者は、当該申込みを行う時までに、内閣府令で定めるところにより、内閣総理大臣の許可を受けなければならない。
3 内閣総理大臣は、次の各号のいずれかに該当すると認められる場合には、前項の許可をしてはならない。
一 当該保険契約の内容が令に違反し、又は不公正であること。
二 当該保険契約の締結に代えて、保険会社又は外国保険会社等との間において当該契約と同等又は有利な条件で保険契約を締結することが容易であること。
三 当該保険契約の条件が、保険会社又は外国保険会社等との間において当該契約と同種の保険契約を締結する場合に通常付されるべき条件に比して著しく権衡を失するものであること。
四 当該保険契約を締結することにより、被保険者その他の関係者の利益が不当に侵害されるおそれがあること。
五 当該保険契約を締結することにより、日本における保険業の健全な発展に悪影響を及ぼし、又は公益を害するおそれがあること。

 7. デメリット

いいことづくめに感じますが、当然デメリットもあります。

  • 対応が日本語でない(日本語対応のブローカーさんもいます)
  • ブローカーの倒産リスク
  • 解約払戻金の受け取り方法(小切手対応)

8. まとめ

香港の保険、いかがでしたか?正直、魅力的だなと思います。最初さえ払い込んでしまえば、まさに放置です。

使い道は、学資だったり、忘れたころにドーンとボーナス的にも使えます。

私の計画は、出来れば学資に使わないで、自身が65歳位になるころに解約したいと思っています。その頃には子供4人全員が自立しているはずなので、おおきなヘソクリとしての位置付けになってくれることを期待しています。

 

非居住者で、お金が余ってて、銀行口座に眠っているだけならば、このような保険に預けるのもいいと思います。

「果報は寝て待て」、ちゃんと仕込んでからね!!

 

 

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VYM HDV SPYD 高配当ETF銘柄比較

鞍替えする銘柄を探しています。

鞍替えする銘柄としては、高配当でお馴染みの

  1. VYM
  2. HDV
  3. SPYD

を考えています。ひとえに高配当と言っても、その中身は違うので、比較してみていきます。

鞍替え元は、こちら↓です。

www.keizustreet.work

 

 

 1. 基本データ

価格は、2020年1月15日です。

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VYMとHDVは、基本的には大きく変わらないです。ボリュームは、バンガードのVYMが圧倒的に大きくなっています。

ETF開始が

  • VYM:2006年
  • HDV:2011年
  • SPYD:2015年

となっています。

2. チャートの比較

次にチャートを見てみましょう。

5年分のチャートです。

ピンク:VYMオレンジ:HDVグレー:SPYDです。

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同じような線を描いていますが、上昇率だとVYMに軍配が上がります。

言うほど差はないと思います。

3. 配当金推移

お次は、年間配当金の推移を見てみます。

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これをみるだけでも、にたぁ~、とする方多いのでは?

順調に上昇していますね。SPYDは、始めてからまだ5年位ですが、順調に推移してきていると思います。

 

ここで、SPYDの株価を基準にして、配当金を算出しなおしてみます。

SPYDを1としたとき、VYM:2.38、HDV:2.46 でそれぞれの配当金を割っています。すると↓

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もちろん、SPYDが最も配当利回りが高いので、株単価に対する配当はSPYDに軍配があがります。

4. セクターボリューム

続いて、各銘柄のセクターボリュームです。

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単純なんですが、分かりやすくなりますね。

それぞれの銘柄で重きを置いているセクターの違いがみてとれます。

結構、これ面白い!!

自分でやって、気付きました。

それぞれの割合を個別で見ればわかるんですけど、こうやってグラフ化すると良くわかりますね。

VYMは、金融、生活必需品、ヘルスケアに重きをおいていのが分かります。

HDVは、エネルギー、通信、ヘルスケア、生活必需品。

SPYDは、金融、一般消費財

横並びで見れるのは、グラフ化した意味合いあります。

5. +VTIのセクターボリューム

これに私が保有しているVTIを織り交ぜます。すると~↓

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!!一気にハイテク分野が突き抜けました( ゚Д゚)

セクターをどのように攻めるか考えるところですねぇ。

セクター偏重させるか、分散させるか。

6. VTI+各銘柄で考察

まずは、VYM+VTI

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金融とテクノロジーが2大勢力です。

 

次に、HDV+VTI

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こちらは、各セクターの差が小さくなっていますね。セクター分散の観点だとこれになるのかな。

 

最後に、SPYD+VTI

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金融がダントツで、そこに一般消費財、テクノロジーが後を追う形ですね。

 

あなたならどれにしますか?

個別株にします!!はない方向性で・・・('ω')ノ

 

7. 配当だけで決めてはダメ!!ってこと。

5年分のチャートですが、株価の上昇率は、VYMでした。

配当金効率については、SPYDでした。

しかし、現在保有している銘柄VTIと掛け合わせた時に、どのようなセクターに比重を置いているのかを調べると、・・・・HDVが分散させるのに最適でした。

ですので、HDVにし、分散投資とします。HDV+VTIのコンボを採用したいと思います。

理由としては、さすがに今のような高値圏(自分がそう感じる)だと一局集中は怖いですね。そこまでの勇気は持ち合わせていません。臆病でも何でも構いません。我が家のかわいい子たちの為にも、一発勝負的なことはできません。独身だったら多分やってたけど(^^♪

 

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【朗報】Student Grant 奨学金が香港政府からもらえる。子供1人$2500!!

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香港特別行政区は、子供1人当たり、2,500香港ドルを支給することが発表されました。背景など見てみます。

 

1.背景

去る2019年8月香港の財政長官の発表に基づく、負担軽減措置の一部として、教育費用、奨学金の支給が発表されました。

単純に政情不安により、学校に通えなくなった。その分の費用負担を香港政府として支給します、ということです。

2.対象者

セカンダリースクール(中学、高校)、プライマリースクール(小学校)、特別学校、幼稚園に在籍する生徒、とほとんどの学生に適用されます。

一部、夜間学校や学生ビザで香港にいる学生などは対象外です。

詳しくは、香港政府のサイトへ!!

https://www.edb.gov.hk/en/student-parents/support-subsidies/student-grant/index.html

3.各学校の対応

香港教育局(Education Bureau)からのアナウンスにより、ほとんどの学校では何かしらの対応をしています。生徒にプリントを持ち帰らせたり、メールでアナウンスしたりです。もし対応がなければ、学校の方に問い合わせを入れた方がいいでしょう。

学校側は、学校印(school chop)を押して、香港教育局に送付する必要があります。また送付の期日も1月16日から2月14日となっています。

4.支給日

香港教育局が申請を受理し、承認してから6週間後に、銀行口座に直接補助金が振り込まれます。なので、およそ3月下旬位になるのではないでしょうか?

5.どう受け止めている?香港人

このアナウンスがあり、すぐに香港人の同僚が知らせてくれました。そこで、これは何か意味があるのか?と聞きましたが、「もらえるものはもらっておく」とキッパリ。さも当然かのような反応でした。

6.日本人の反応

日本ではこのようなことを「バラマキ」とよくいいますよね。まさにそれです今回。ただ、一時金としてばら撒く額が $2500 ⇒ 3万5千円 です。そんな対応、当然経験したことがありません。したがって、
「?????大丈夫?????」
と思ってしまうのも頷けます。何か・・があるんじゃないかと・・・。

7.でも内心

「もらえるならラッキー」、「これで何買おっかなぁ」「おいしいもの食べよう」と思っていますね。ある意味、効果ありですw

皆がお金を使えば、一時的ではあるのでしょうが、経済が上向くので、そういった意味では良策なのかもしれません。

8.どれ位の額になるのか?

香港内にいる学生の数を調べてみました。(香港教育局による2018/19統計結果)

統計資料

  1. 幼稚園:174,402
  2. 小学校:372,465
  3. 中学・高校:325,498
  4. 特殊学校:8,008

合計で、880,373人となります。したがって

 $2,500 x 880,373 = $2,200,932,500

!!日本円で308億円??!!

全員が申請するわけではないのでしょうが、この額は・・・。

まじか、香港!!

今まで、財政黒字だっただけはあります・・・・・。

9.香港財政2019-2020

歳入は、こちら↓

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歳出は、こちら↓

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財政黒字が見込まれております。なお、様々な措置などはこの中には見込まれていません。財政は赤字のイメージだったんですが、黒字見積です。

10.結論

政情不安でも財政的には暗くはないようです。ですので、補助金は、遠慮なく頂いておくのがいいですね。それにしても思い切ったことをしますね。これと同じことが日本で起こるのかと問われたら、ん~ないのではないでしょうか?

さて、この補助金の使い道、何にしましょうか?

 

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香港 バンガードETF 2805

今回は、香港のバンガードETF、2805についてです。

日本ではエスビー食品が【2805】なんですね。関連性はもちろんありません。

保有している人はほとんどいないのではないでしょうか?

 

1.FTSE Asia ex. Japan Index ETF

 シンボル:2805

 基準通貨:HKD

 主取引所:HKEX

 地域:東南アジア(日本、オーストラリア、ニュージーランドを除く)

 費用:経費率 0.2 %

 株価(2020年1月10日):HKD24.5

 配当利回り:1.65%

 配当月:1,4,7,10月

 銘柄数:1209社

2.銘柄内訳 上位50社(2805ランキング!!)

上位10銘柄で、28.21%の資産を占めています。

上位50銘柄で、47.06%です。

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知ってる、知らないであれば、どちらの方が日本人にとって大多数になるのでしょうか?正直、知らない企業の方が多いのではないでしょうか?

アリババ、テンセント、台湾セミコンダクター、サムソン、などはよく知られています。その他にも有名な企業がありますが、・・・他は知らない状態が多いのではないでしょうか?知らない=良くないではありませんが、企業が何をやっているかを知っておくことに損はないですね。逆を言えば、知らなくても投資できるのがETFだったりするということです。

特に中国企業については、なかなか知る手段自体がないと思います。そんな中、中国企業に程よく投資したいと思ったなら、ある程度適しているのでないでしょうか?

実際に、中国に行くと、その発展ぶりは驚異的です。北京には行ったことがありませんが、上海、深センなんかは、物凄く発達していて世界的な都市という感じです。この他にも多くの都市が発展途中なのでこれからの展望が期待できそうです。

3.国別比率&セクター比率

次に国別とセクター比率を見てみます。

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国別は、中国、台湾、韓国、インド、香港の5拠点で86%を占めています。中国に至っては40%近い数値となっていますので、中国企業への投資となるETFになります。

 

続いては、セクター別分類になります。

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金融とテクノロジー合わせて50%を超えています。

 

ちなみにVTIは下記です。

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大きく異なるのが「ヘルスケア」の分野になります。

 

2805の主なヘルスケア銘柄が何かも分かりません。

2805とVTIの類似点としては、「金融」と「テクノロジー」が大きなウェイトを占めていて、次に「一般消費財」などになっています。

すなわち、現在のアメリカおよび東南アジア圏、つまり全世界的には、「金融」と「テクノロジー」が経済を牽引していて、多くの人たちがその分野に投資していることになります。

4.チャート

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次にチャートです。2015年のチャイナショックで株価が下がりましたが、2017年後半にチャイナショック前の株価を超え、2018年初旬に最高値を付け、また株価は急落をしました。

最安値:HKD16.32 、最高値:HKD27.1 の幅で動いています。右肩上がりのような、でも違うような。

2020年今、再び高値を目指して上昇を始めています。

5.配当について

青の棒グラフは、年間配当金。オレンジは、対前年比の配当金増配率となっています。

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2013年は配当が1回のみでしたので、2014年との増配率比較はしていません。

このグラフを見る限り、今後どうなるか分かりません。しかし予想できることとしては、配当金はおよそHKD0.5位が頭うちになりそうだということです。

配当利回りが1.65%で旨味もない状態ではないかと判断します。

6.地政学

40%近い構成を占めている中国の経済に間違いなく陰りが出てきています。

2010年からは右肩下がりで、現状だと6.1%。他国と比べると十分大きい数字になるのですが、不安要素が多々あります。

  • 米中貿易摩擦
  • 香港デモ
  • ウィグル地区の人権問題
  • 債務リスク
  • 人口問題

などがあげられます。2019年は色々なことが噴出した年だったと思います。そして2020年にそれらがどうなるかが危ぶまれています。そういった意味では近々の成長は難しいのではないかと思います。

伸びていきそうな項目としては、

  • 一帯一路
  • 大湾区構想

があげられるでしょう。

7.現在の保有株数と価格

現在の保有株数:5500

株価:HKD 24.5

ですので、評価額 HKD 134,750 = JPY 1,886,500 という状態です。

現状、含み損で、HKD6,000 = JPY 84,000くらいです。

最近の米中貿易について楽観的になってきたことから、株価も回復、上昇傾向にあります。おかけで含み損10%を超えていたのが今は4%台まで戻ってきました。

8.投資方針の確認

キャピタルゲインを望むのには不適切な銘柄だと判断します。

インカムゲインは、配当利回りが1.65%なので、これもあまり期待できません。

現在の地政学から見ても今のところ良い材料よりも悪い材料の方が多いです。

そして、当分中国経済が復活して行くことが見えにくいのです。

ということで、この銘柄への投資は、やめることにします。実際に2018年、2019年と追加入金はしていなく、単純に塩漬け状態でしたが、この分の投資枠を他の銘柄にすることによって、より良い投資を目指します。

 

※投資はご自分の判断でお願いします。

 

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香港のインターナショナルスクール事情

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香港のインターナショナルスクールについて、学費、授業、評価方法などを紹介します。
本当にたくさんの国籍の人がいて、楽しさ溢れる場所です。
それではお付き合い下さい。

 

インターナショナルスクールの種類

香港には様々なインターナショナルスクールがあります。
アメリカ系、カナダ系、シンガポール、韓国。
香港財団のESF, English School Fundationがあります。
日本のインターナショナルスクールもあります。
また、インターではありませんが、日本人小中学校もあります。

国籍はどこの人が多い?

多いと感じるのは、インドです。そしてインドの子たちは良くしゃべります。中国の子たちも多く感じます。香港人もいます。欧米系もいます。中東の子もいます。アフリカの子もいます。・・・ほとんど全世界ですね。

学費、月々おいくら?(HKD1=JPY14)

現在の学費は、小学校、中学校とも
安くてもHKD10,000(JPY140,000)、高くてHKD20,000(JPY280,000)です。
平均的には、HKD13,000(JPY182,000)はかかると考えてください。

日本のインターナショナルスクール(Japanese International School):HKD6,725(JPY94,150)

他のインターと比較すると破格となっています。

ちなみに日本人小中学校は下記です。

  • 日本人小学校:HKD3,825(JPY53,550)
  • 日本人中学校:HKD4,515(JPY63,210)

韓国インターは、HKD10,500(JPY147,000)です。

 

各学校の学費について一覧にまとめてみました。

月々、学期毎、一年単位など、支払い方法は学校によって異なります。一年単位のものは、12で割って月々に換算しています。また、多くのインターでは支払いが10カ月分というケースがあります。夏休みなどの長期休暇をカウントしないイメージです。

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これを見ると、日本の学校の価格破壊が著しい。恐らく、教師の給料も当然・・・比べてはダメなのかもです。

英語テストの有無、ESL(English as Second Language)について

インターと言えども 大きく分かれるのが、入学する為に英語のテストがあるかないかです。結果次第では入学を認められないケースもあります。

また、テストはあるものの、入学を受け入れる学校もあります。そのテストの結果で、ESL(English as Second Language)受講の必要・不必要が判断されます。ESLとは、英語を母国語としない学生の為にある、英語を向上させる授業のことです。日本でいう国語の時間に、クラスの皆とは一緒に授業を受けずに、このESLの教室にいって、授業をやったりします。学費にプラスしてこのESL費用を徴収されることになります。これも学校によりますが、日本人が多くいるDSC(Delia School of Canada)では、HKD3,500(JPY49,000)がかかります。(インターネット記載)

学費+ESL=HKD13,000+HKD3,500=HKD16,500(JPY231,000)となります。

ですので、香港にきて折角だから、と意気込んでインターに入れると学費の負担が重すぎることになるかもしれませんので、気を付けましょう。しかし、多くの日本企業の場合、学校費用の全額、もしくは一部負担などの教育補助があるので、実際には額面上の負担はしなくて済みます。
※教育補助関係は必ず調べましょう!!

授業内容はどんな感じ?

では授業内容はどうなのでしょうか?

算数、理科、体育、美術、音楽などは、教科として日本と同じですが、学校によるとは思いますが、進度はやや日本の方が早いイメージです。

国語に相当する英語は、文学や読書、作文などを授業でやり、宿題も出ます。

最も日本と異なるのは、社会になるのではないでしょうか?日本だと、身の回りのこと、政治、歴史、地理など、そのほとんどは日本のことになりますよね。しかし、当然といえばそうなのでしょうが、~系の場合、「~」の社会、歴史などについて授業が行われます。もちろん、親はそのようなバックグラウンドをもっていないので、へぇ~しか言えなくなると思います。

教科書はレンタル、ノートはとらない

今はどう変わっているのか分かりませんが、先生が黒板に内容を書き、子供が写す、いわば日本スタイルとは程遠いです。

私の子供のケースを紹介します。

まず、教科書については、教科によりますが、レンタルしそれを使いまわす。ですので、きれいに使うことが要求されます。その為のデポジットも支払います。

次に、先生の説明が、ホワイトボードを使い、プロジェクターを使い、そして良く生徒とコミュニケーションをとります。ですので、ノート的なものはなく、授業中に配布されるプリント用紙に、その授業中に解いたり、書いたりすることになります。

そして、先生はそれを回収し、採点、評価、子供にそのプリントを持たせ、保護者がサインをして、先生に返す。学期末に、子供に返却するという手順です。

ここで、教科書についてですが、日本の教科書は、日本人ならば無料でもらえます。道徳などの教科書ももらうことが可能です。入手先は、日本人中学校です。自ら赴くか、近くの友達にお昼ご飯をご馳走するなどしてお願いすると良いと思います。それなりに重いのでw

小学校高学年からはPC!

我が家のケースを紹介します。
小学校の高学年ともなると、授業中にパソコンを使うようになります。すみません、語弊があります。一人ひとり、パソコンを所持し、授業で使います。つまり、ノートパソコンの購入が必要となります。購入しないと、まずは先生から直接子供に伝言。アクションしないとメールが入ってきます。ちゃんと購入するように!!みたいな感じです。コストは、10万円位ですね。

ちなみに小学校低学年からiパッドが教室にあります、何台も。小さいころから最新のテクノロジーに触れています。

そして、このPCを使って、プレゼンテーションシートを自分で作成し、実際にプレゼンします。シートの作成は、宿題になったります。

人前で自分の意見を述べる練習、ディベート力を鍛えているのだと思います。

評価方法(Report  Card)

日本の場合だと、成績表でしたね。懐かしいですねw

記憶を辿ります。各教科が5段階評価、最後に先生からのコメントが少し。

こんな感じではないでしょうか?

インターの場合、各教科は同じように段階評価です。そして各教科毎に本人の評価ポイントが記載され、今後へのアドバイスがあります。

次に、取り組む姿勢?的なことも評価対象となります。例を挙げると、Responsibility(責任),Collaboration(協働),Initiative(自発性)
などです。これらの項目も評価対象になります。

評価、内申は何に使われるの?

そうですね。内申点は何に使われるのでしょうか?これも日本の場合は、推薦入試が主に内申点の影響が大きいのではないでしょうか?すなわち受験、特に推薦の場合は必要な項目ということですね。その一方、入試テストの点数で競うのが日本では一般的ではないでしょうか?

これは聞いたところによると、海外大学に行く際に、この内申点が大きく関わってくるようです。学校内でランク付けされ、そのランク毎に行ける大学の枠というのが設定されているそうです。もちろん海外大学の場合は、TOFELやIETLS、SATなどのテストでも点数をとっているのが大前提です。

つまり、地頭だけ良い、というのは基本的にはじかれる仕組みで、努力できる人柄、きちんと学問を継続できるかなどが問われているのだと思います。

アメリカの大学は入るのは簡単だけど、出るのが難しい」そんな文言を聞いたことはありませんか?出るためには、入る段階で下地ができていることが前提条件なんですね。

ですので、日頃の授業を疎かにしてはなりません。毎日の積み重ねが必要ということです。

まとめ

いかがでしたか?イメージしていたインターと同じですか?
ここでインターの特徴を箇条書きにしてみます。

  • 多国籍である
  • 学費は18万円位を想定しておく
  • 授業内容は日本とあまり遜色ない
  • 人前に出ることが鍛えらえる
  • 授業をきちんと受けることが重要
  • とにかく英語シャワー

生粋の日本人の場合、大人でも英語シャワーは結構堪えます。ですが、子供の吸収力の早さはすばらしいですね。初めはもじもじして辛いことも多いのでしょうが、そこを抜けるとなんとも元気いっぱいになり、本当に楽しそうに通っています。(元気がありすぎて困るときも多々ありw)

インターにしようかどうか迷っているのなら、まずは「入ってみたら」とアドバイスします。子供にとってもですが、親にとってもいい経験になること間違いなしです。やってみないと分かりませんよね、何事も。教育に対する概念がいかに日本風に育ってきたか、それしか知らなかった・・・。それもそのはずです、経験していませんので。

40か国を超える国籍の人たちと同じ屋根の下で学業に励む、そんな環境、羨ましい!!我が子よ、私に感謝を!!

ありがとうございました。

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