隔離Quarantine日本 検疫状況の報告
先日、香港から日本に帰任しました。現在のような新型コロナウィルス感染拡大の状況下で、わざわざ帰任することはないと思いますが、会社の指示に従いました。もちろん、日本政府要請の隔離対象となります。この要請は、基本的に外国、特に中国、韓国からの流入阻止を意図したものでした。今では対象国も増え、EU各国、イラン、エジプトなども含まれています。とうとうアメリカ合衆国も対象(3月26日から開始)になりましたね。
ここで、実際にどのように検疫がなされているかを体験しましたので、その紹介をしたいと思います。
よろしくお願いします。
1.検疫対象と要請内容
まずは検疫対象者と要請内容をおさらいしておきます。厚生労働省の下記URLに記載があるので、予定のある方はそちらをこまめにチェックした方がいいです。
なぜなら、ニュースなどでも流れるでしょうが、EU各国のように一括りにされ、具体的な国名を端折っているケースが多いからです。また突然入国制限がかかる場合も考えられます。
また飛行機の予約も要注意です。私の場合は、政府発表後、予約が二転三転しました。突然予定していたフライトがキャンセルされる場合もあります。
検疫対象者は、指定の流行地域から日本に入国する全ての人です。ここに日本人、外国人の区別はありません。「日本人だから」などという認識は通用しません。
次に、要請内容です。
・検疫所長の指定する場所で14日間待機
自宅が基本であるが、自宅のない人は、ホテルなどの宿泊施設を自分で準備する必要があります。成田空港近辺のホテルでは、予約時に「お断り」の場合もあり、事前準備が不可欠です。実際にこの「お断り」を直接聞くと、がっかりしますが、分からなくもないので、受け入れるしかありません。
また、自宅も簡単そうですが、ちょうど私の年代、40歳代の場合、両親の年齢が60~80歳程度の方が多いと思います。今回の新型コロナウィルスは、高齢者や疾患を抱えている方の致死率が高いため、万が一、自分が感染していたら、大切な家族にうつし、最悪家族を失う可能性もあります。
・公共交通機関(電車、バス、タクシーなど)を使用しないこと
この項目が実際にはかなり困難です。実際に帰国前に交通手段をどうするかは明確にしておく必要があります。私の知人は、「家族に空港まで迎えに来てもらう」が一番多かったです。
2.香港出発時
香港を出発する前、空港でのチェックイン時に「質問票」を渡されます。私が帰国したタイミングはまだ中国・韓国のみでしたので、用紙は更新されていると思いますが、「質問票」を掲載しておきます。
日本語、中国語、韓国語、英語が表裏に印刷されていて、4in1になっていました。
質問票への記入項目は、
氏名・国籍・パスポート番号・性別・生年月日・航空便名・座席番号
日本での住所、連絡先
その他、質問項目
日本国内に居住していない場合の滞在先とその期間、連絡先。
特にこの質問票を香港側で見せたりすることはありませんでした。
3.飛行機内
日系の航空会社を使用しましたが、特別チェックなどはありませんでした。防護服を着た検疫者が乗客の体温を、サーモグラフィを使用してチェックしている動画などがありますが、そこまでではありませんでした。今はわかりませんが・・・。
ただ、CAの方々全員、マスクかつビニール手袋を着用していました。マスクは気になりませんでしたが、ビニール手袋については、CAの方々の作業がやりにくそうでした。リスクの高い飛行機内という密室で献身的に働いている為、すばらしいの一言です。
4.日本到着後
通常通り下船し、イミグレに向かいます。イミグレの手前で係員が「香港便の方はこちらです」「From Hong Kong」とアナウンスしていました。指示に従うと、他の便とは別ルートに案内されます。その後、用意されているテーブルに行き、検疫官と1対1のやり取りが始まります。
まずは、香港側で渡された「質問票」の確認。OKであれば質問票はここで引き取られます。次に「入国される方へ検疫所よりお知らせ」を受領します。ここに滞在期間と待機場所の記載を求められます。「入国される方へ検疫所よりお知らせ」では、注意事項とともに、厚生労働省電話相談窓口や帰国者・接触者相談センターなどの案内が記載されています。
また、「要請書」にサインします。この「要請書」は提出用と本人控え用があり、どちらもサインが必要です。「要請書」には、入国した次の日から起算して14日間の行動要請指針が記載されています。
ここまで終わると最後に、青紙を受領し、通常のイミグレに戻されます。後は通常通り、イミグレを抜け、預け荷物を取って、税関を通ります。税関を通る時に、税関の方に青紙の回収を伺いましたが、回収や廃棄などのルールは特にないとのことでしたので、今も青紙を保有しています。
ここで、少し気になったことがあります。イミグレ手前の別ルート案内ですが、素通りできてしまう可能性があると思います。自主的に別ルートに行くことが前提とされていると感じます。係員の努力で別ルートに促すという感じです。帰着便の確認等は行っていませんでした。善意で成り立っていますが、現在のような感染が増大している状況下では、確実に検疫できる体制をとるべきです。
と思っていたら、検疫せずに素通りした人が感染していた、というニュースを見ました。検疫を無視して対応した個人の意思もさることながら、漏れが発生してしまった体制に対しても、とても残念に思います。安全、安心の為にも、もっと強権的に行っていいと思います。
5.成田空港の様子
ガラガラ。こんなに空港見たことありません。航空会社スタッフも呆然と立っているだけ、お土産屋スタッフもやることない・・・。かなりの打撃を受けていることは間違いないと思います。雰囲気がどんよりしています。
また、普段の空港では中国語がよく聞こえてきたのですが、全く聞こえません。聞こえるのはほとんど日本語です。帰国者、航空会社スタッフ、空港スタッフ。その他の外国人はいましたが、やはり少ないです。
経済的打撃がどれ程までになるのか、不安になります。
6.所感
空港の検疫体制については、質問票・お知らせ・要請書・青紙の4点セットでコントロールされていました。専門家でも何でもありませんが、今回の新型コロナウィルスについては、無症状感染もあることから、体温だけの管理では不可能かつまだワクチンも開発されておらず、抑制するが非常に困難だと思います。それ故に、空港での検疫体制強化、徹底を望みます。素通りなど許してならないと思います。
SARSを経験した香港人は、徹底しています。マスク、手洗いと消毒。マスクをしていることで決して大丈夫ではないことは、皆理解していますが、少しでも自分を守れる、そして自分からの飛沫感染防止などを理由にマスクを全員しています。大袈裟ではありません。全員です。自己防衛と感染拡大防止、これしかやれることはないと思います。
一日でも早く終息し、一日でも早く日常に戻って欲しいと思います。
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いつか来る帰任!!香港からの帰任時にすべき事!!
人事異動の多い季節となりました。国内異動はもとより、海外転勤、日本帰任など、新スタートの為の準備月、それが3月です。今年は、新型コロナウィルスの影響で、転勤時期を早めたり、延期したりと企業側も色々と苦労していることでしょう。特にビザ関係では、就労ビザが下りないとその国で働くこともできないので、赴任先のビザ発給が停止されてしまっては、赴任はできませんね。旅行などに関しても、査証なしで気軽に行ける世界一のパスポートである日本についても、入国・入境制限がかかり、旅行中止などが発生しています。
そんな中、3月中旬に香港から日本へ帰任となりました。本来は3月末まででしたが、新型コロナウィルスの影響で2週間ほど早まりました。あんまり変わらないと思いますが・・・。そこで、香港から帰任する際に気をつけねばならないことを紹介します。
それでは、よろしくお願いします。
1.引越準備
香港にも日本でお馴染みの引越業者が活躍しています。ヤマト運輸(YAMATO LOGISTICS)、佐川急便(SAGAWA EXPRESS)、日通(NIPPON EXPRESS)があります。日本から香港に赴任した時に日通さんを利用したので、今回も迷わず日通さんにお願いしました。
お願い方法は、インターネットから申し込みフォームに記入し、送信したら、電話がかかってきます。ここで下見の日時予約をします。予約は、変更も可能ですが、2月3月は、異動する人が多く、かなり予定が詰まっていそうでした。
下見当日、我が家に訪問した方の構成は、日本人1名、香港スタッフ1名、香港人研修スタッフ1名の合計3名でした。通常は2名になるのでしょうか?時間もピッタリもしくは少し早く来て頂いて、スムースに進みました。下見の時に何をやるかですが、まずは送る荷物はどれにするかです。多いか少ないかは分かりませんが、香港住居の場合、オーナー所有の物品がたくさんあり、「全部」と適当にできません。テレビ、洗濯機、冷蔵庫、ソファー、ベッドなどは備え付けの場合があると思うので、要注意です。忘れる人は、いないと思いますが、念のため・・・。
下見終了後、担当の方から引越の注意事項や荷物搬出日の予定を聞かれますので、準備しておきましょう。私の場合は、会社規定で航空便・船便を使用可能でした。両者とも同日に荷物搬出を依頼しました。また、見積書は、1週間もかからないうちにメールにて送信して頂きました。
段ボールなどの梱包用品は、お願いすれば、すぐにでももってきてくれます。自分で梱包するのが好きな人は、前もって準備したい方は早めに依頼しておいた方がいいでしょう。ただし、段ボールに何を梱包したかは必ずリストにしておきましょう。海外輸送になるので、品目明示が必要になるようです。
引越日時は、業者さんの状況にもよりますので、一度確認という形で、下見当日には決定できないので、ある程度の範囲でお願いできるようにしたおいた方が良いでしょう。
・送る荷物の仕分け
・下見日時の予約
・引越日時の確認(希望範囲があればGood)
2.引越当日
自宅に来たスタッフの方は4名(日本人1、香港人3)でした。まずは、持っていかない荷物の仕分けをしました。担当スタッフが、紙テープに○Xを記入して、その荷物にペタペタ貼っていきます。
ここで、航空便・船便の両方をお願いしている場合は、この仕分けも必要です。航空便は、容量制限がある為、日本についてすぐに使う必要のある荷物を選ぶことになると思います。我が家は、布団や必要最小限の服などだったと記憶しています。
あとは、スタッフの方がどんどん箱に入れていきます。どんどん・・・。そう、要らない小物まで・・・。経験談ですが、引越当日までに断捨離を済ませておくべきでした。そうはいっても、小さい子供たちと暮らしているなかで簡単ではありません。諦めて全部梱包してもよかったかもです。日本について、開梱した時に苦労するだけですが・・・。
注意点(送れない物品)を紹介しておきます。
・航空便:電池、液体類。特に液体は要注意。(コンタクトレンズも制限あり)
・船便:肉類、豆類(ゴマなど)、海賊版DVD、小銭
その他にもあると思いますので、チェックしておきましょう。最悪、それらが入った箱が没収となるかもしれませんので。
梱包、搬出が終わると、各箱にいくらぐらいの金額相当が入っているか、もしくは荷物全体での合憲金額を担当者に伝えることになります。高価な物品がある場合は、きちんと覚えておくこと、できれば予めメモなどを用意しておいた方がいいと思います。
最後に税関での注意事項の案内があります。具体的には、税関申告書に別送品があることを書くこと、申告書を2枚用意すること(日通さんが準備してくれています)、税関を通った後に、指定のカウンターに行くことの3点だったと思います。実際に説明してもらえるので問題はないかと思います。
所要時間は、約4時間位かかりました。あまり荷物が多くはないと思いますが、段ボールで60箱程度になりました。家族6人でこの量なら、恐らく少ない方だと思います。
日本の新住居への搬入日時は、後日連絡となります。航空便・船便と形態が違うので紹介しておきます。どちらもe-mailでやりとり可能なので、楽ちんです。
航空便:荷物が日本に到着後、日本側の支店から連絡が入るので、希望日を指定します。時間指定はできませんでした。13:00~17:00の着となるようです。
船便:香港側で連絡が入ります。時間指定は・・・すみません、忘れました。
午前・午後くらいの括りだったと思います。
3.携帯電話
私が使っていた通信事業主は、SmarToneでした。ですので、SmarToneの事例しか分かりませんが紹介します。とその前に、香港の携帯は、SIMフリーです。たぶん日本だけが何やら色々と制約があるような気がします。香港でSIMフリーと聞いても「???」の反応しか返ってきませんので注意して下さい。SIMフリーがデフォルトです。
前置きはさておき、実は携帯の契約は要注意です。なぜなら、契約期間があるからに他なりません。私の契約は、2020年12月までです。帰任を機に、解約をお願いしましたが、なんと違約金が5500香港ドルと言われ、フリーズしました。ファミリープランとして4つの番号と10GBで月々605香港ドルでした。若干でしたが、解約せずに契約継続の方が最終的に安上がりとなります・・・。ここは渋々、今年の末まで契約を継続することにしました。忘れないようにGoogleカレンダーにリマインド登録しました。
と、このように契約期間があるので、開始するときは気を付けた方がいいですね。そもそも帰国するつもりではなかったので、致し方ありません。赴任期間が決まっている方などは、契約期間を加味した上で、契約しましょう・・・、本当に残念。
解約の方法としては、直接店舗に訪れて解約するもしくはインターネットでLive Chat機能を使って解約するなどがあります。私はLive Chatをおすすめします。Chat内容を後からメール送信してくれるサービスがある為です。証拠としてもリマインダーとしても利用できるのでとても良い機能だと思います。
4.インターネット
HKT(PCCW)を利用していました。こちらは契約期限が2020年4月まででしたので、あまり気にせずに解約依頼をしました。解約に際し、Wifiルーターなどの返却ありました。ここでも役に立ったのが、Live Chat機能です。希望回収日時を伝え、OKかどうかを確認してもらいました。回収当日は、あっさりとしていて、ものの10分もかかりませんでした。ただし、レンタルであった物品をきちんと保管していないと、確認作業の為に時間を費やしていたと同時に、紛失金を別途請求されていたと思います。借りたものはきちんと返しましょう。どれを借りたかわかりにくくなりますので、我が家はジップロックに入れて保管していました。危なかった・・・。
さて、3月および4月の支払いがまだですので、インターネット経由で行うことになります。これもLive Chatで残金支払いをどうすればいいか問い合わせたら、インターネット経由でできるとのこと。こういうところ、世界はかなり便利になったなと感じます。
5.クレジットカード
駐在員必須アイテム?のクレジットカードです。必須だと思います!!食事、買い物などほとんどどこでも使えるので、一枚は最低限持っておきたいところです。
そのクレジットカードですが、現在も解約せず、保有しています。なぜなら、携帯電話をクレジットカード払いに設定している為、紐づけておかないとどうすればよいか分からなかったからです。毎月指定した銀行口座から自動で引き落とされるので、特に手続きは不要でしたが、会社を登録住所としました。クレジットカードは銀行発行の為、直接店舗に赴き、手続きをしました。一応、会社の事務員にクレジットカードの住所を会社にしたことは伝えたので、大丈夫でしょう。解約は、今年の携帯電話の契約が終了し、来年にでも香港旅行した時にと考えています。
6.銀行口座、口座凍結防止方法
資産の3分の2は、香港HSBCにあります。投資口座も開いていて、ここで取引を行っています。クレジットカードの引き落とし指定口座ということ、投資口座ということで、現状今後も閉じる予定はありません。ただし、住所変更などは必要になります。実はまだ行っていませんが、インターネットで対応可能なので、その点は心配していません。
また、特段心配はしていませんが、口座凍結には要注意です。凍結解除には直接銀行に訪れる必要があるらしいので、凍結だけは避けないと痛い目にあいますね。では具体的に何をすれば良いか。簡単です。資金を動かせば良いだけです。普通口座と当座口座で動かすだけで良いそうです。この作業は、手数料もかかりません。インターネットバンキングでできるので気楽です。ちなみに当座口座はチェックの引き落とし用に使っていました。チェックを使う機会は今後ほとんどないと思います。当座口座は利息が付かないので、むやみに大事なお金を置いておくのに適していません。
登録住所を日本に変更すると、マイナンバーの提出を求められるらしいです。この点は、住所変更後、どのようになるかをまとめたいと思います。
7.MPFの解約
まずはMPFについて。MPF=The Mandatory Provident Fund(強制積立基金)の略です。簡単にいうと日本の年金制度のようなものです。香港内の企業は従業員に対して毎月MPFを支給する義務があり、労働者もMPFに資金を預ける必要があります。ただし、就労ビザで働いている人が、別の国でMPFのような同様のシステムに加入している場合は、免除されます。私の場合、7年以上香港に滞在し、永久居民権を取得しました。そのような場合、MPFへの加入義務が発生するそうです。永久居民所有者でMPFに加入している人、ほとんど会ったことがありませんでしたが・・・。
さてMPFの解約方法についてです。必要書類を銀行に提出します。・・・銀行提出は、会社スタッフにお願いしたので、詳細は不明です。
・Claim Form[MPF(S)-W(O)]
HSBCからダウンロード可能。(下記からダウンロード可能です)
https://www.hsbc.com.hk/content/dam/hsbc/hk/docs/mpf/inpo.pdf
附帯書類:HKIDのコピー
パスポートのコピー
宣誓書(下記MPF(S)-W(SD2))の原本(下記からダウンロード可能です)
https://www.hsbc.com.hk/content/dam/hsbc/hk/docs/mpf/mpfs_wsd2.pdf
宣誓書Statutory Declaration Form [MPF(S)-W(SD2)]の取得方法
まずは、書類をダウンロードし、印刷。必要事項を記入します。申請場所は、Home Affairs Department(HAD)という場所に直接行きます。予約等はできません。各セッション決められた時間があり、その15分前に受付を済ませる必要があります。受付も来た順になります。(場所は下記参考願います)
https://www.had.gov.hk/en/public_services/public_enquiry_services/ctec.htm
受付時に、記入した宣誓書とHKIDの提示が必要ですので、忘れずに携帯しましょう。受付終了後、待つように指示がありますので、名前が呼ばれるまで待機します。名前が呼ばれたら、担当官の前で宣誓します。英語もしくは広東語での宣誓となります。テーブルに宣誓文が書いてありますので、それを読み上げるだけです。読めなくても大丈夫、担当官が手伝ってくれます。読み上げ終了後に、担当官が宣誓書にチョップ(スタンプ)し、書類を受領して終了です。
人生の中で、公的に宣誓をしたのは初めてでした。と言っても大それたことはなく、結婚式の「誓います」の方がよっぽど緊張しました。
8.所感
香港ではHKIDで多くの手続きを行います。日本のマイナンバー(まだもっていません)と同じような機能だと思います。イミグレの出入りもID管理+指紋認証で、非常に便利です。日本も今後ありとあらゆる事がマイナンバーとリンクしていくと思います。色々と物議があるのでしょうが、身分証明書としての機能には最適だと思います。
失敗したと思ったのは、携帯電話の契約です。普通に考えれば、いつかくる帰任のタイミングはおおよそ3月と想定できていたにも関わらず、気にせず契約してしまったことです。一方、便利さを感じたのはLive Chat機能です。直接電話でもいいのですが、クセの強い人だったり、素っ気ない人だったりする場合があり、あまり上手くいかなかった経験がありますが、Live Chat機能はそういった個人の性格があんまり出てこないので、楽々です。
モジモジしながら契約した赴任当初と違い、サクサクと手続きを行えるようになった自分にビックリです。曲がりなりにも成長できたのかなと思いました。
楽しかったなぁ~、香港!!
またどこか違う国に赴任できるように努力します!!
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初めての銘柄分析 米国株$MCD
No challenge, No success !!
ということでMCDの銘柄分析をしてみました。
初体験(^^♪
もうすでに多くの方が分析されているので、自分磨き、そう銘柄を真面目に分析することファンダメンタル分析への初挑戦です。
- マクドナルド$MCDのチャート
- マクドナルド$MCDの業績
- マクドナルド$MCDのキャッシュフロー
- マクドナルド$MCDの配当
- マクドナルド$MCDのBPS、EPS、ROE
- マクドナルド$MCD 保有株数
- 日本のマクドナルド
- マクドナルド$MCDの銘柄分析をした感想
マクドナルド$MCDのチャート
2019年のCEO不祥事でガクッと下がりましたが、また上昇してます!!
紆余曲折があるにせよ、右肩上がりのチャートです。
マクドナルド$MCDの業績
売上が下降気味でしたが、昨年2019年に若干回復しました。
売上に反し、利益率(粗利・営業利益)は上がっています。
経営の状態としては、利益体質になってきていると思われます。
そして、今年2020年の売上予想も上がり、利益がついてくればなお良し!!
マクドナルド$MCDのキャッシュフロー
2017年を機に営業CF、フリーCFが上昇を見せ、経営体制が良くなっていますね。
CFマージンも適正範囲内(15~35%)です。
(Market Hack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法:広瀬隆雄著より)
読書は、読んでおしまいではありません、活用してこそ意味があるのです!!
マクドナルド$MCDの配当
配当は、1株当たり約2.3%です、絶賛増配中です。
配当増加率は、2016年から順調に推移しています。
配当性向は、大体60%位で、株主還元もいいと思います。
マクドナルド$MCDのBPS、EPS、ROE
BPSが2016年にマイナス・・・( ゚Д゚)・・・調べたところ、経営上の戦略で自社株購入に精を出しているから。ほっ。
EPSも上昇中です。
マクドナルド$MCD 保有株数
どれ位を保有しているかというと・・・・・10株、です。
買い付け当時は、USD193.53。2020年2月10現在 USD211.61。
ムフフです。米国個別株で唯一保有している銘柄となります。
日本のマクドナルド
日本には、
日本マクドナルド株式会社
日本マクドナルドホールディングス株式会社(2702)
があります。・・・ご存知でしたか??
私は知らなかった・・・です!!
2018~2020年の取り組みは、
・全店売上高 年平均5%以上成長
・営業利益/経常利益 年平均10%以上成長
・ROE 10%以上
を掲げています。
株主優待は、優待食事券。
・100~299株:優待食事券1冊
・300~499株:優待食事券3冊
・500株以上:優待食事券5冊
配当金は、30円/株だそうです。(平成30年度:2018年実績)
株価(2702)は、5,180円(2020年2月10日)
単元株数は、100株なので、50万円程度の軍資金が必要ですね。
日本独特の株主優待、色々と意見はありますが、あったらあったで使いますね。
下記に情報あります。
http://www.mcd-holdings.co.jp/ir/individual/shareholder_benefits/
マクドナルド$MCDの銘柄分析をした感想
まず、言葉の意味が分かりません。初心者はそこで挫折します。
今一度、言葉集を作成し、腕を磨きます。
次に、データをどこで抽出すれば良いかも分かりません。
日頃からファンダメンタル分析をしていれば、簡単なんでしょうが、個別株分析初心者にはなかなかハードルが高いですね。
今回主に使ったサイトは、ヤフーファイナンス(US)とmacrotrendsです。
macroterndsは、ヤフーよりも昔のデータや細かい情報があり、使いやすかったです。
初めてですが、上出来、自己満足として、小さな幸せをまずは掴みます。
この情報を基にさらにフランチャイズが何%だ、トピックは何だなどを肉付けして行けば、更に良い銘柄分析になる・・・はずです。
ただし、分析したから株価が予想できるかというと・・・分かりません(*_*)
銘柄分析をすることのメリットは、自分が勤めている会社と比較できることです。
米国企業の収益体制がいかに凄いことが実感できます。
いや、本当にすごいよ、アメリカさん!!
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致死率2.1%、回復率3.6%の新型コロナウィルスを数字で追う
新型コロナウィルスが猛威を奮ってます。
様々なメディアで取り上げられている為、ほぼ説明不要で拡大の一途を辿っていることが分かります。
この悲惨な状況は、いつまで続くのでしょうか?現状、終息にむかっているのでしょうか?それともまだ拡大期なのでしょうか?数字で追っていきます。気になる数字があるので説明します。
※データソースは、WHOのSituation Report と、JHU CSSEのサイトからです。
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/situation-reports/
https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6
※香港、マカオ、台湾は、中国として扱っています。
- 1. 感染者数とその増加率(中国国内)
- 2. 感染者数とその増加率(中国国外)
- 3. 死亡者数とその増加率、死亡率(中国国内)
- 4. 死亡者数とその増加率、死亡率(中国国外)
- 5. 回復者数と回復率(中国国内)
- 6. 回復者数と回復率(中国国外)
- 7. 朗報、、、
- 8. 香港と日本
- 9. まとめ
1. 感染者数とその増加率(中国国内)
まずは、中国国内についてですが、感染者数は増加傾向にあるものの、その増加率は下降中です。しかし、依然として20%近い増加率の為、感染拡大中。
※増加率は前日比
2. 感染者数とその増加率(中国国外)
中国以外でも規模は違えども、増加中です。増加率も減少傾向にあると判断できます。
3. 死亡者数とその増加率、死亡率(中国国内)
残念ながら新型コロナウィルスによって亡くなられた方も増えています。
お悔み申し上げます。
2020年2月4日時点で、400人を超える方が亡くなられました。
おおよそ20%位の数値で、増加率は推移しています。この数字は、感染者数増加率数位と同じような値です。
死亡率は、おおよそ2~3%で推移しています。
参考までに、SARS:約10%、MERS:約35%です。
感染力が弱い程、致死率は高い。
感染力が強い程、致死率が低い。
今回の新型コロナウィルスは、今後の経過によりますが、「感染力強いが、致死率は低い」という部類に入りそうです。
4. 死亡者数とその増加率、死亡率(中国国外)
中国国外では、2020年2月2日にフィリピンで中国人の方が亡くなられています。
また、本日2020年2月4、香港でも1名となりました。
死亡率は、1%未満と中国国内に比べ、低い数字で推移しています。
5. 回復者数と回復率(中国国内)
”気になること”とはまさにこの回復についてです。
回復者数が感染者数に対して、非常に少ない数値で推移しています。
直近10日間で、4%未満の回復率です。ほとんどの人が回復していない状況がうかがえます。今後、この数値が伸びていくことを期待します。
潜伏期間が2週間程度として扱われていますが、回復期間はどれ位になるのでしょうか?隠れ感染者から更なる拡大が予想されているだけに、恐怖心に囚われます。
そして、一度回復したら、再度患うことはないのでしょうか?
こういった事が不明の為、感染終息はまだまだ先になりそうです。
6. 回復者数と回復率(中国国外)
数が少ないので、データとしてはあまり参考になりませんが、中国国外だと回復率が6%位まで上昇します。
データから読み取れることは、発症して1週間以上は、継続して症状が出そうです。程度については不明なので、持病などがなければ、なんとか耐えられそうかもしれません。
7. 朗報、、、
死亡者数と回復者数を比較すると、今まで同じような数で推移していましたが、回復者が大幅に増加してきています。これは朗報、、、と言えるでしょう。
8. 香港と日本
香港と日本の感染者数の比較です。大差はないと思いますが、日本の方が感染者は多いんです。人口密度が異なるにせよ、日本国内の皆さん、きちんと警戒していますか?香港は、街中がマスクを装着しています。いまや、していない人を探す方が困難なくらいです。
すぐそこまで危機が迫っている、いやもはや・・・。それくらいの危機感を香港では感じています。SARSを経験した土地ということもあるかもしれませんが、できることは準備しておいた方が良いです。
9. まとめ
今回使用した数値は、前述した通り、WHOなどの機関なので、数値の信ぴょう性は高い・・・はずです。この数字の出所は恐らく、中国からなので、予断を許しません。
感染者数が既に2万人を超えています。日本のどこかの町がまるまる感染、そんな状態を想像するだけでもゾッとします。現実に中国の武漢市や温州市は封鎖されているので、悲惨な状況なのは間違いないです。
一日でも早く、終息して欲しいと切に願います。
2020年2月3日 感染者/死亡者/死亡率
17,238人/361人/2.1%(中国国内)
153人/1人/0.7%(中国国外)
2020年2月4日
20,438人/427人/2.1%(中国国内)
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初めての旧正月に困るお年玉、利是(ライシー)の攻略方法 in 香港
好きです、この時期の香港の雰囲気。
正に日本の正月前の雰囲気に似て、会社もゆる~い感じになり、温和な空気が漂います。これが旧正月です。中国の方は、大移動になるようですが、香港人は日本人と同じで、旅行したり、家族・親族と過ごしたりします。
今年、2020年は、1月24日が大晦日にあたり、1月25日が元旦にあたります。
その元旦から早速、この利是配りが発生しますので、予め準備をしておく必要があります。
では、利是攻略、いってみましょう。
1. 準備物
まずは、準備するものです
ポチ袋(紅包:ホンバオ)
この季節になると一時的にポチ袋を販売する店が現れます。そこで購入すればすぐに手に入ります。でも、これもらえます。自宅のポストに入っていたり、会社から、銀行からもらえたりしますので、無理に購入しなくても賄えます。ちなみに写真は、HSBCのポチ袋です。
紅包、”紅”とありますが、黄色のものもありますので、あげる人、金額などで識別するようにすると捗りますよ。
ちなみに英語で、Red Pocketって言うらしいです。
新札(できれば)
できれば、新札つまりピン札を用意しましょう。ただ、ポチ袋が小さいタイプは折りたたむ必要があるので、新札でなくても問題ないでしょう。・・・きれいなら大丈夫!!
香港ドルは、6種類あります。銀行に行って、窓口で対応してもらえますが、その時にご自分のキャッシュカードをお忘れなく。
どのお札が何枚かは、予め覚えておくかどこかにメモしておくとよいでしょう。
私の場合は、100ドル以下のお札を各20枚準備するようにしています。余ったらそのまま使うので、気にせずです。
- 1000ドル札
- 500ドル札
- 100ドル札
- 50ドル札
- 20ドル札
- 10ドル札
2. 誰が誰に渡すのか(香港人同士の場合)
香港人の場合は、基本的には
既婚者が独身者
大人が子供
マンションの住人が管理人(おじちゃんやらおばちゃんやら)
に渡します。
額は、関係性などにもよるそうですが、20ドルか10ドルです。
3. 実践する前に
まずは、誰に渡すことになるかを把握しましょう。
- 自宅マンションの管理人(おじちゃん、おばちゃん)
- 自宅マンションの清掃員(おじちゃん、おばちゃん)
- 会社の部下
- 良く付き合いのある人
- 子供
これらの人が大体範囲内に入ってくるのではないでしょうか?
そして気になる金額。私の場合は下記のようにしてます。
- よくしてくれる自宅マンションの管理人・清掃員:100ドル
- 普通の自宅マンションの管理人、清掃員:20ドル
- 会社の部下:100ドル
- 日本人の子供:なし
- 香港人の子供:20ドル
ポチ袋を事前に分けておけば、準備万端です!!
4. いよいよ実践!!
さぁ、元旦当日、自宅の扉を開けて、エレベーターで下におりましょう。
!!!ずら~り!!!なんてこともあり得ます。一気に配る、配る。
あの人知らん、この人も知らん、でも・・・仕方ない。
はい、想定していたよりも吹っ飛んでいきます。
ですので、準備段階で、フリー枠、余分枠を設けておきましょう。
恥ずかしがらずに、サクサク渡せば大丈夫です。香港人もサクサクっと渡していきますので、マネしてみるのがいいです。
Tips 1
元旦当日から意気込んで、外出しなくても大丈夫です。少し間をおいてからでも問題ないので、ゆっくり行きましょ。
Tips 2
誰に渡したか覚えておきましょう。そうしないとダブルで・・・なんてこともあります。もらった人は嬉しいから、まぁ、いいか。
つまりもらった人も覚えていないケースもあるので、要注意。
Tips 3
きちんと、Happy New Year!!などを伝えましょう。
もちろん、広東語だと最高です。
「新年快楽」⇒「サン・ニン・ファイ・ロッ」
「恭喜發財、身体健康」⇒「ゴンヘイファッチョイ、サンタイギンホン」
です。練習して下さい!!
Tips 4
「あげない」という選択肢もあります。素通り作戦です。
あ、でもこれ、冷たい視線感じますので、お勧めできませんwww
5. 旅行行ってたけど、どうする?
旧正月中に旅行に行く方は、帰ってきてから渡せば問題ありません。
むしろ、元旦の集団がいないので、あげたい人だけにあげられるというメリットがあると思います。
6. まとめ
利是攻略、いかがでしたか?・・・全然攻略してませんがwww
香港1年生は、結構あたふたします。何がなんだか分からないという状況になってしまわないようにしましょう。私は、素通りして、あとから用意しました。タイミング失敗したなぁというのが本音でした。そうならないように、予めスタンバイしておきましょう。周りの香港人に聞くのが、一番いいですよ。
ちなみに、利是(ライシー)という言葉が、日本語の利子に繋がっているのではないかと勝手に思い込んでいます。恐らく正しいと思いますが!!
「郷に入っては郷に従え」と言いますが、これも一つの文化です。お金はなくなりますが、気持ち良く渡すことに香港という土地のお金に対する執着、面白さを感じられること間違いなしです。
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