K's street 投資と香港と子育て

香港駐在から日本に帰任した4児のダディ。無理せずにやっていきます。

【SPYD】 銘柄組み換え後の見直し

歴史的な失業率14.7%となった米国。労働人口の約2割の人が職がない状態です。

同級生30人だとしたら、6人は今回の新型コロナウィルスにより職を失ったことになります。しかし、78%の人は一時的な解雇で、経済活動が再開したら再就職ができるそうです。ネタ元はCNBCです。そう考えるとちょっと見方が変わってくると思いますが、それでも異常事態であることに変わりありません。

CNBC↓

https://www.cnbc.com/2020/05/08/why-the-market-is-up-even-with-historic-job-losses.html

 

現在の状況下でも投資家は考えを巡らせ、投資活動をしています。

(自称投資家と名乗ってみたかった!!)

お馴染みSPYDが銘柄組み換えをしたと、多くの方々が知らせています。

私もSPYDを保有しているので、今一度、SPYDの中身を見ていきます。

 

1.基本データ(2020年5月10日)

株価:$27.15 配当利回り:7.33% 経費率:0.07%

SPYD Chart

暴落時には他の高配当ETF、VYMやHDVよりも下落率が高く、ヤキモキさせられたことと思います。株価も手を出しやすい価格なので、投資を始めるのにあまり二の足を踏まずに済むと思います。

2.配当金推移

SPYD Dividend Recordまばらですね。

配当も株価に大きく左右されるETFと考えていた方がよさそうです。毎年増配をするETFでは決してないとイメージです。

3.セクターボリューム

SPYD Sector Volume

銘柄組み換え後は、不動産が最も大きなウェイトを占めるようになりました。組み換え前は、金融が最もボリュームが大きかったはずです。それが今回の組み換えにより、不動産となりました。

セクターボリュームのチェックをしないと気付かなかったかもしれません。

4.SPYDの銘柄構成

SPYD

71銘柄でSPYDを構成しています。

おぅ!!今の注目度No.1銘柄が構成比率No.1です。

ギリアド、レムデシビルですね。レムデシビルはエボラ出血熱に有効なようです。それが今回の新型コロナウィルスにも!!全世界が待ち望んでいることですので、期待値は最高です。

2位と4位それぞれには、不動産です。

2位がDLR(デジタルリアリティートラスト)。

4位がCCI(クラウンキャッスルインターナショナル)(REIT

はい、知りません。

ということでチャート比較です。

青=DLR、ピンク=CCI、オレンジ=SPYです。

DLR CCI SPY

なるほどですね。暴落はしたものの、暴落前の水準まで回復してます。

DLRについては暴落時よりも既に高値です。

現在の基本データは下の表です。↓

Comparison

不動産関係は、3%位の配当利回りなんでしょうかね?

こうなると、米国REITが気になってしまいますね。

不動産という言葉の壁を一回取り払って、見直す価値ありかもです。

何と言っても米国は先進国で唯一の人口増加国。

(移民の入国をストップしているので、今後どうなるか分かりませんが)

ということは、住宅市場も人口増加に同調することが期待できます。

5.まとめ

高配当ETFでお馴染みのSPYDを見てきました。今回の銘柄組み換えで大きく変わっていたことに、内容を見てきちんと理解できました。ということは、SPYDに関わらず、他のETFも定期的に構成銘柄のチェックはしておきたいところです。自分が投資している先がいつの間にか変わっている・・・それに気づかずに資金投入しているのは少し気持ち悪いですね。

ということで、ETFとはいえ、きちんと中身を把握しましょう!!

 

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