そこが変だよ、日本人。 自社株について
こんにちは。
香港情勢、日に日に悪くなっていってます。
非常に心苦しいです。日々の生活に圧迫感を感じるようになりました。
さて今日は、株=ギャンブルというイメージを抱いてる?日本社会でも案外みんな投資してるのではないかという項目、「自社株」について触れます。触れる程度です(笑)
余談ですが、実際にあった体験談をします。
Boss:「メール見た?」
私:「何のですか?」
Boss:「自社株の特別拠出だよ、申し込んだ方がいいぞ‼︎」
私:「申し込んでおきます‼︎」
飲み会では、
Boss:「うちの会社の株価は右肩上がりって聞いてるから買っておいて損はないぞ。」
私:「そういえば、入社した時に総務の人がそう言ってましたね。」
Boss:「だろ。絶対もうかる。」
私:「ところで今一株、いくら位ですかね?」
Boss:「・・・」
このような会話がたまに発生します。 意識高くて、よろしいんです。しかし、自社の株価、配当、ご存知でしょうか?絶対に損はないと言えるのでしょうか?総務の人、ファンドマネージャー以上の存在ですね。
それでは始めます。
<目次>
1.自社株購入のメリット・デメリット
メリット
やはりなんといっても勤めている企業から奨励金があることではないでしょうか?
通常の株価よりもお安く購入できるのは大きなメリットだと思います。
また、企業によるとは思いますが、基本的には月々の給与から自動的に購入されているかと思います。これは、自動的に「ドルコスト平均法」がなされているわけです。非常に優れているシステムだと思います。
私の場合、購入価格の1%の奨励金が付与されます。
(3000円の場合は、30円の奨励金付与)
デメリット
”自社だから”というバイアスがかかります。もちろん、業績が良好で視界も良好であるならば、問題なく継続できます。しかし、会社の業績が悪化し、株価も下落だと、そのまま一緒に下降します。
また、自分の会社の場合ですが、決められた範囲での購入額、一度現金化したら二度と購入できないと流動性に乏しいのは欠点です。
※企業により、制度が異なると思いますので、ご自分でご確認下さいね。
2.お勤め先の株価、ご存知ですか?
上場企業の場合
上場している市場で株価のチェックをすれば、企業の株価が分かります。
日本の場合だと、日本取引所グループ(東京証券取引所、大阪取引所など)が該当します。
非上場企業の場合
公開されていません。ですので、分かりません私には・・・役に立ってませんね。
しかし、ご自分の企業であれば、伺いをたてられるのではないでしょうか?
非上場で有名な企業は、
国税局に非上場企業の評価方法があります。興味のある方はどうぞ・・・。
でも購入はできないと思います。
3.まとめ
先行きのある、ワイドモートのきいた企業であれば、自社株の購入は素晴らしいものだと思います。ですので、きちんと考えて行動に移すのが良いかと思います。業績、雰囲気など、自分が勤めている会社ですので、なおさら意識を高くしていきましょう。
しかし、逆に一度、ご自分の企業を真っ新な目で見つめ直すのもいい機会です。
現状は、前述のBossも問題ないと思いますが、人が言うから、絶対もうかるから、というのは、やはりよろしくないですね。きちんと自分で考えて行動をすべきですね。
また、自社株は躊躇なく購入するのに、他企業は購入しない。
株=ギャンブル という潜在意識が高い日本人なのに、自社株だけは例外ですというのも何だか奇妙な感じがしますね。
かという私も、何も分からずに総務ファンドマネージャーに言われるがまま、購入してしまいました。そして今も購入し続けています。
(やめたら再スタートできません)
なんとか株価も上昇中です、ホッ。
昨今よく聞く言葉でマネーリテラシーがあります。総合的にお金に対する意識の改革をしていこうと感じた今日この頃です。
ありがとうございました。
Yes, Go Forward !!